DFIのRemoGuardと、Innodisk(イノディスク)のiCAPおよびInnoAGEとの組み合わせは、パーツの寄せ集めにとどまらないIoTデバイス向けのデュアルリモート管理ソリューションを提供する。
IoTデバイスの急激な成長は新たな課題をもたらしている。広範囲に分散した遠隔地でアクセスが困難な多数の接続デバイスを、どう効果的に管理および監視するかということである。
この課題を解決するために、大手産業用ストレージ企業であるInnodiskは、同社の専門知識を組み込み技術の専門企業であるDFIと組み合わせ、DFIのRemoGuardリモート管理システムを同社の顧客に提供する。DFIはInnodiskの技術を組み込んで成長を続ける同社のパートナーのネットワークに参加し、InnodiskのIoTソリューションをベースにした完全なストレージソリューションを提供する。
DFIのハードウエア設計にInnodiskのiCAPとInnoAGEデュアルバンド管理技術を統合することにより、RemoGuardはリアルタイムの監視やワンタッチの回復といった機能によって、保守要員のコストと応答時間を削減し、サービスのダウンタイムを回避することができる。これらの高度な機能により、世界で最も包括的なデバイス管理システムが実現する。
DFIのSteven Tsai社長は「産業用ソリッドステートドライブ(SSD)市場のリーダーであるInnodiskとの提携により、DFIは高性能の組み込みソリューションだけでなく、高度なリモート管理ソリューションも提供するRemoGuardを発表した。このアドオンサービスは、この困難な時期を顧客が乗り越えるのを支援し、有望な協力の将来展望を描かせてくれる」と述べた。
▽iCAPとは
Innodiskのクラウド管理プラットフォームであるiCAPは、 ローカルおよびリモートデバイスを監視および制御するためのアクセスを容易にする。この管理製品はデバイスのクラッシュやその他の問題が発生した場合に、データを検出して収集し、リポートを送信してオペレーターに警告を発する。
▽InnoAGEとは
SSDは、レスポンシブなエンタープライズストレージにおいてますます優位になっている。速度、低電力消費、小型、低メンテナンスの極めて強力な融合により、ユーザーはSSDをあらゆるところに配置できる。InnoAGE SSDは、Microsoft Azure Sphereを搭載したInnodiskの帯域外管理対応のフラッシュストレージソリューションだ。InnoAGEは、クラウドを介した多機能管理、スマートデータ分析とファームウエアの更新、データセキュリティー、リモートコントロールを可能にする。
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