産業分野をターゲットとする3D NAND搭載製品

3D NAND – その特徴

  • 従来の2D NANDと比較して、3D NANDはセルを垂直のレイヤーに積層することができます
  • この方法でムーアの法則を拡張し、セルのサイズを縮小させることなく容量を拡大できます
  • 主なセル構造はMLCとTLCであり、耐久性に関しては、それぞれおおまかに2D NANDのSLCとMLCに対応しています
 
3D NANDは、フラッシュメモリー市場の主流となりつつあります。次世代のNANDフラッシュは、容量の拡張と高性能化を約束しており、完全な産業グレードのパッケージで利用できるようになりました。ソリッドステートドライブ(SSD)シリーズは、多くの組込み環境における過酷な条件に対処し、エッジコンピューティングの課題を克服するべく設計されています。

デバイスには、多くの組込みアプリケーションで必要とされる永続的な耐久性(P/E サイクル数3000回)をもつ、東芝製産業グレードの3D TLC NANDを使用しています。また、ファームウェアも工業用に最適化されており、SSDはSLCキャッシュを回避することでパフォーマンスの低下を防ぎ、過度なデータ転送によるP/Eサイクル数の低下をもたらす書込み増加を防ぎます。

このシリーズには、3TE73TG6-Pの2モデルがあります。前者はDRAMキャッシュ無のモデルであり、後者はDRAMキャッシュ有のモデルでMarvell製のコントローラーを使用しています。これらのモジュールには、データのセキュリティ用のAES暗号化(オプション)と、データ転送の全ての点でエラー補正を行えるようにエンドツーエンドのパス保護機能を搭載することができます。モジュールには、Innodiskの三つの電源安定化テクノロジーである、 iCell™(オプション)、iPower Guard™iData Guard™も搭載することができ、電源が不安定な地域におけるデータの一貫性をさらに強化することができます。
 
産業分野に特化した仕様
  • 東芝製産業グレードTLC NANDフラッシュ
  • あらゆる組込みアプリケーションにカスタマイズして対応可能
 
 
安定した性能
  • TLCへ直接書込み、SLCキャッシュの欠点を回避
  • デバイスの寿命まで安定した性能を発揮
  • エンドツーエンドのデータパス保護
 
不安定な条件における安定した性能
  • iData Guard™、iPower Guard™、iCell™などの強力な技術ラインアップがデータの整合性を確保
 
 
製品の特徴
 
SATA SSD 3TE7
3D TLC

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SATA SSD 3TG6-P
3D TLC

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