再設計不要で拡張可能！

LAN拡張カードは、一般的にマザーボードとドーターボードに分かれて設計されています。マザーボードはシステムへ直接接続され、また各種ポートを備えたドーターボードへも接続されています。これらのポートは通常RJ-45（標準イーサネットポート）であり、ノートパソコンへ標準的に搭載されています。

再設計によるコスト

さまざまなケーブルやポートに対応するには大規模な再設計が求められます。
設計の開発に費やする時間によって研究開発費の増加にも繋がります。
再設計することにより部品が基板の外側へ突き出ることや信号干渉を引き起こす可能性があります。

多くのアプリケーションは、堅牢性や防水性のあるポートおよびコネクタなど、多彩なソリューションを必要としています。また、空間的に個別のドーターボードを搭載する余裕がない場合もあります。

ここで課題となるのは、LANトランス（LAN信号を増幅するための必須部品）がほとんどの場合、ドーターボードのポートに搭載されることです。これらトランスをマザーボードへ移動させると、他の部品位置も合わせて調整しなければなりません。空間が既に限られているため、部品が基板の外側へ突き出ることとなり、信号干渉を引き起こし、大規模な再設計が求められます。

Innodiskのシームレスソリューション

ボードのサイズを変更することなくトランスをマザーボードへ移動させることが可能です。
1000Vの絶縁耐圧を誇るGbE LANカードでありイーサネット規格に準拠し広範囲な温度に対応しています。

EMPL-G203は、1000Vの絶縁耐圧を誇るGbE LANカードであり、ドーターボード不要の設計が施されています。RJ-45ケーブルを通じてシームレスに接続でき、特に軍需や航空宇宙の分野で、顧客の仕様に沿ったケーブル規格に合わせることも可能です。本カードはM12と手軽に統合でき、IP 65/67/68防水設計に対応します。また、EMC規格の試験に合格しており、イーサネット規格に準拠し広範囲な温度に対応した製品となっております。

推奨製品

mPCIe to dual GbE LAN Module

2019 Innodisk Selection Guide

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